地方私鉄と鉄道模型

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軽便の陥穽

さる日曜日、第五回軽便鉄道模型祭に行ってきました。
これまでも、昨年が仕事で涙を呑んだ以外、2,3人の、なりねるさんなどの職場の同好仲間で誘い合わせてきましたが、今回はいつものメンバーに加えて、同じ部署の先輩であるホジさんを強引に誘ってきました。ホジさんは、自分を地方私鉄の迷路にみちびいてくれた恩人でもあります。もっとも最近は遠のいているようですが。

今回の目的のひとつが、これ〈スイス風箱型電気機関車〉です。
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諸星さんのムック本をみて、これは欲しいと思いました。まあ、完成するかどうかは別にして。
当日は諸星さんご本人から購入しました。別にお話はしませんでしたけど。
完成品も販売されていました。心が動きましたがグッと我慢です。とりあえずキットだけでも入手できたので、目的の第一は達成です。

そして、もうひとつ。これは軽便祭そのものではないのですが、帰り道にお酒を飲みながらの地方私鉄談義です。いつもの飲み会のようですが、軽便祭で大いに刺激を受けて、おおいに盛り上がるのです。そして、無理矢理引っ張り出された感のホジ先輩でしたが、若い頃のエネルギーが甦ってきたようです。これも自分にとっては収穫のひとつです。まわりの雰囲気に左右される自分ですので、ほぼ毎日顔を合わせるホジ先輩が軌道建設の停滞を払ってくれることでしょう。

さて箱型ですが、凸型も仕掛のままなのに、また不良在庫の山を築くことになるのか、はたまたライオン丸に似ている某氏がいうように、キットとして保管しておくほうが価値があるか、迷うところではあります。

こんなことを考えていること自体、また落とし穴に落ちてしまったようです。先輩を覚醒させたなどと喜んでいる場合ではないかもしれません。やはり恐るべき軽便祭。

コラボといえば聞こえはいいのですが・・・

コラボ企画といえば聞こえはいいのですが、単に塗装を外注依頼しただけ。
アルナインの“とても簡単な【DX】デッキ付き機関車【私鉄戦後型】”を組み上げました。組み上げるのはいいのですが、問題は塗装です。見よう見まねでやってみようかなとも思ったのですが、やっぱり決心がつきません。「やってあげますよ〜」というやさしい誘いに乗ってしまいました。
委託先はリンクもしていただいている“稲付車体工業”の工場長さんです。任せてしまえばあとは寝て待てとばかり安穏を決め込むことにしましょう。

稲付車体工業定点観測 ←クリック!!

写真を撮る前に車両を委託してしまったので、秩父の電機の写真でも貼ってみます。
img162.jpg
こんなイメージで遊んでみたいと思っています。ただ、動力がBトレ用なので、牽引力は期待できません。河合のホキ10000を牽かせてみたいんですが、2両ぐらいは大丈夫でしょうかね?

(追伸)
ところでナローのデキのほうですが、台枠改良工事で行き詰っております。しばらく休止です。軽便祭までには何とかと思ったんですが、頓挫です。

御坊の“かじか”遂に終焉か?

紀州鉄道のキハ603が9月いっぱいで運用をはずれることになったようですね。1960年に製造され、大分交通耶馬渓線で活躍ののち、同線廃止に伴って紀州入りしたのが1975年といいますから、もう第2の人生のほうが長いことになります。
紀州鉄道については以前にも触れましたが、キハ603の運用離脱ということで、話題に加わりたいと思います。なお、廃止、または“さよなら”とかなると過剰にお祭り騒ぎになるような傾向がありますね。気持ちは分かりますが、自分は頗る天邪鬼でありまして、そんな喧騒のなかに立ち入らないようにしいます。

img160.jpg
603ではありませんが、同僚の604です。こちらのほうが先に廃車になり、現在は部品取りになっているようです。少し調べたら、603はもともと耶馬渓線に配属していましたが、604のほうは国東線に配置されていたようです。同線の廃止で耶馬溪線に移り、さらに御坊に渡ってきたわけですね。
大体84、5年ごろの訪問のときの写真です。小さいながらクロスシートのディーゼルカーは、国鉄からの乗り換え客を拾って発車します。乗客は6〜7人というところです。わりと頻繁に運転されていて驚きでしたが、終点の日高川までいく列車は1日5往復のみ。あとは、西御坊か、紀伊御坊で折り返してしまいます。確かに、紀伊御坊、西御坊で、ほとんどの人が降りてしまい、終点まで乗り通したのはわれわれテツ2人だけでした。西御坊に着いたとき、おばさんが乗り込もうとしていました。すかさず車掌さんが「日高川やで〜」と呼びかけていました。西御坊から日高川までわずか数百メートルしかないのに、わざわざ乗る人なんていませんよね。おばさんは西御坊折り返しの列車と間違えてしまったというわけでした。

img161.jpg
それから数年後、89年ごろの姿です。その日も604の運用でした。ワンマン化とともに外観の印象もずいぶん変わっていますね。それ以上に変化が気になるのは0番線の外側にあった貨物側線が撤去されてしまっていることです。まだ未整備のようですが、その後どうなっているのでしょうか。

キテツ1と新しく加わるキテツ2の活躍も気になるところです。行きたいな〜でも遠いよ〜。鉄コレで復活!なんて夢ですかね。

軽便デキに挑戦・・・つづき

アルモデルの凸型ナローデキの工作の続きです。

屋根の穴あけを敢行し、パンタ仕様にしました。
画像 043
パンタはNゲージ用です。

製品は、ビューゲル仕様で、屋根板に台座を取り付け、そのうえにビューゲルをのせる構成です。当初は、台座の上にパンタをのせるつもりでしたが、台座の上では狭すぎて、さすがのNゲージ用のパンタも足場を確保できませんでした。
仕方ないので、どうしてもパンタ仕様にするためには、屋根に調節穴を開けるよりほかに方法はないようです。慎重の上にも伸張を重ねないととんだ失敗を犯すことになってしまうでしょう。
しかし、やるときは現物あわせで、ざっくり位置決めして穴を開けました。

ぶっつけ本番の割にはうまくいったかなと感じています。後は、台枠の半田付けが出来れば一応完成です。

軽便デキに挑戦

10月4日に予定されている軽便際に向けて――というわけではないのですが、ちょっとした浮ついた気持ちから軽便デキの製作に挑戦しました。新しい製品を取り扱うわけでもなく、しいて取り上げる話題ではないかも知れませんが、狛頃軌道の今後を占う記事となるのではないかと自分自身では思っております。

さて、素材です。
画像 001
アルモデルの軽便凸型電気機関車です。
アルモデルの製品は、以前Nゲージの田舎電車を組み立てたことがありますが、結局は完成まで至らず挫折した経験があります。この凸型も基本的には田舎電車と同じ構造で、折り曲げて差し込んでといった感じで、比較的簡単に形にはなると言われています。
画像 007
風呂上りの30分ほどで、とりあえずここまでできました。ここまでなら誰でもできるぞ!と突っ込まれそうですが、しかしちょっとした苦労がありました。
台枠部分のパーツの取り付けにかなり戸惑いました。そして、失敗しました。もともとパーツを切り離す際に間違ってしまったようです。製品には「半田付け不要」と謳われていますが、この部分だけは半田付けするしかないのでしょうか。

屋根は付けてませんが、これには理由があります。製品にはビューゲルが付属していますが、狛頃軌道の仕様ではあえてパンタを載せたいと考えています。終端駅での折り返しの際、パンタなら実感的ですから。それで、パンタの取り付け方法を検討中なので、屋根は後回しにしました。
ちなみに、ちいさな機関車なのでNゲージ用のパンタで十分のようです。しかし、問題なのが、パンタの足を差し込む穴開け。絶対に失敗しそうで怖い。きょうのところは止めときます。

なんだかんだで課題が出てきてしまいました。それらを一応クリアしたとしても、その先には最大の難関である色塗りが待っている!果たして続きはどうなるのか?というか、続きはあるのか?
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